.        出 版 物 ー 新 着

「戦争の構図」堤康弘 2023/12/28

学徒出陣・堤康弘さん・101歳・当所会員が出版、西日本新聞23/12/25

福岡みやしたメールじょうほう・・・2023.12.25

101歳の当研究所最高齢会員の堤康弘さんが、今日の西日本の社会面の一面トップで、「『戦争近い』101歳警告 若くして死んだ友忘れんよ 学徒出陣自ら出版」」と大きく報じられています。九大文書館の元副館長で学徒出陣も研究している折田悦郎・九大名誉教授は、「『生きた証し』残すのは大学の責任」と解説しています。12/8の、このめーるじょうほうで「九大図書館で学徒出陣80年目の特別展示」を紹介していましたが、堤さんも元九州帝大生で、100歳の昨年10月に150部、自費出版されました。当研究所が御世話して地元の出版社にお力添えをいただいたものです。昨夜遅く、取材の記者より明日の朝刊に載りますと連絡があり、楽しみにしていました。 

堤さんは戦後の福岡での平和運動、基地撤去運動を代表する方で、その著書の一部を、西日本の記事の横に添付していますのでご参照ください。本はすでに売り切れていますが、国会や九大や県立図書館、大原社会問題研究所、わだつみの会など主要なところには私から届けています。

なお西日本の12/12、「学徒出陣から80年、戦時体制に組み込まれた青春 元九大教授・秀村選三さんの日記をたどる」の、続編でもあります。ちなみに秀村先生も、当研究所を応援していただいた、私の尊敬する御一人でした。

書評 「地域から創る民主主義」

(クリックすると拡大表示してご覧いただけます)

「地域から創る民主主義・・福岡からの発言」 宮下和裕著

自治体研究社刊、A5判、244ページ、本体価格2,000円+税、全国の書店で注文できます。 

岡田知弘先生(全国研理事長・京大名誉教授)からの書評

「地域から創る民主主義・・福岡からの発言」の赤旗広告

西日本新聞県内版トップで紹介いただく 2020.04.07

 

映画評論家の矢野寛治(中洲次郎)さんからも、ありがたい書評をいただきました。

団塊「宮下青年」の50年の軌跡が見える。 

                   矢野寛治

  「地域から創る民主主義」 宮下和裕・著

               自治体研究社・刊 2000円+税

  

 書評子の私は、著者宮下氏より1年後輩である。共に団塊の世代であり、同じ時代を生きてきた。

 

 我々の高校時代は、毎週月曜日の校庭朝礼で、生徒会委員長が壇上に上がり、ベトナム戦争反対、安保反対の演説を打っていた。それを止める教師はいず、校長も教頭も三席も自由にさせてくれた。いい時代だった。

 

 氏の風貌は柔和で温和で優しさに溢れている。瞳には愛くるしい愛嬌さえある。されども、氏は九大法学部入学以来の歴戦の勇士であり、22歳の時に「研究ノート民主主義と日本革命・・・民主主義を守り勝ちとる闘争のもつ革命的意義について」(「民主評論まつばら」創刊号掲載)を著している。

 

 この考えが氏の原点であり、50年たってもこの考え方の実現に向けて努力している。

 

昔、大杉栄が「国は小さな自治体の集合体でよい」という論を持っていた。万乗の君を頂いての自治体ではなく、村単位のそれぞれが話し合いで物事を決めていく自治体である。そのことを伊藤野枝の育ての親である代準介が大杉に尋ねると、「是(小さな自治体)は五百年千年、又は未来永劫実現せざるやも知れず、さりながら、理想の道程を縋り行くこと吾の任務なり」と答えている。

 

また当時の糸島新聞に「自分(大杉栄)ハ社会改善ノ為メ全力ヲ傾注スル考ナルガ、如何ナル方法ニ依リ改善スルカハ具体的腹案モナク、又発表スル限リニアラザルモ、中央ノ権力ヲ今少シ自治団体ニ移シ、現在ヨリモ強大ナル団体ヲ創リ、以テ人民ノ生活ヲ容易ナラシメタシト考フ」と答えている。

 

 大杉の考え方は小さな自治、民衆民主主義の考え方であり、決して無政府主義の考え方ではない。

 

 著者宮下氏が展開する地方自治の問題も、まさに民主主義の問題である。氏は「民族自決権も民族問題における民主主義の問題である。(中

 

略)日本国憲法の全体系と『第八章地方自治』の関係を、一言でいえば『まともな地方自治がなければ、憲法三原理は絵に描いた餅になる』ということに尽きる。」と述べている。

 

さらに「憲法三原理とは、国民主権、平和主義、基本的人権尊重の三つのことで、いわばこの憲法三原理を保障する土台として地方自治は位置づけられ、そういうものとして日本国憲法の全体系上の『第八章地方自治』の存在が規定されているわけである。」と展開し、「いうまでもないことであるが地方自治・民主主義は、軍事独裁政権とも両立しない。」と力説している。

 

この著書は氏の50年間半世紀の行動と活動の歴史が記されている。最も伝えんとしていることは、本書の第3章第2節、永続的革命論、民主主義こそが永遠の課題であり、各世代連帯による「人間を大切にする精神」を説いている。

 

 大杉から百年たっても、まだまだ地方自治も民主主義は道半ばなのであろう。

 

 氏は高校大学時代から、西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」(昭和35年、1960)が愛唱歌だという。これは60年安保世代の先輩たちの歌である。すでに中学少年時代から、氏の中に民主主義を守り勝ちとるという精神が芽生え育まれていたのだろう。日本に真の地方自治と民主主義がいつ宿るのか、氏にはアカシアの雨がやむまで、もっともっと頑張ってほしいと思う。

 

 同世代としては読み入り感じ入り、その活動に嫉妬をも抱かせる一冊です。

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 コピー&文案オフィス

 矢野寛々房

 矢野 寛治 Kanji Yano(中洲 次郎)

小倉タイムス(2020.04.01)でも紹介いただく

 

弁護士会の読書(福岡県弁護士会・ホームページより)

 2020324

 地域から創る民主主義                          社会

 (霧山昴)

著者 宮下 和裕 、 出版 自治体研究社

 

いまは「危機とも転換ともなりうる、せめぎあいの新しい時代」だと、この本にこう書かれていますが、まったく同感です。
臆面もなく嘘をつき通し、証拠はすべて「処分」して国民の目にふれないようにして、追及されたら平然と開き直るアベ政治がまかりとおっています。少なくない国民は怒っていますが、「多く」の国民は、またかと呆れ、怒りを表明することがありません。でも、いつまでもこんな状態が続くほど日本国民はバカではないと私は確信しています。今は、政治の大転換の直前にあると自分によくよく言い聞かせているのです...
著者は、日本国憲法がなぜ70年も続いたのかを改めて考えています。
憲法制定時の主要な政治勢力、GHQも日本政府も、そして共産党も、誰も憲法がこんなに70年も存続するとは思っていなかった。憲法制定にかかわったGHQ、マッカーサーや日本政府、政権担当者によって、早くもその制定直後に見捨てられた日本国憲法なのに、なぜ70年も改正されることなく続き、成文憲法としては世界で最長命の憲法となったのか...
それは、憲法自身が、人類の、世界の到達点を示すものであり、日本国民とアジアの民衆の願いに合致していたから...
まったく、そのとおりです。歴代の自公政権によってキズだらけにされてはいますが、今なお9条ふくめ、しっかり生きていると言うことができます。私たちの毎日の暮らしと平和をギリギリのところで守ってくれているのが、今の日本国憲法です。
1968
6月に、アメリカ軍のファントム戦闘機が九大構内に墜落したとき、著者は九大の学友会副委員長(あとで学友会中央執行委員長)でした。つまり、九大ジェット機墜落事故に関する抗議行動の先頭に立っていたのです。
2019
6月には、九大でかつては反目しあっていた学生運動各派が思想の違いをこえて統一集会をもったことも紹介されています。「暴力」の問題は簡単にタナあげすることは出来ませんが、考え方の違いはわきに置いて、今のアベ政治は許さないという点で一致した集会として成功したようです。といっても、みんな70歳をこえています。今の若い人たちに、この成果をどうやって伝承するかが私たちの切迫した課題となっていると思います。
大牟田出身の著者は自治体問題を扱う団体の専従事務局長として長く活躍してきました。この3年間の論稿をまとめて本にしたものですが、これで6冊目とのこと。地方自治と日本の民主主義の発展のために今後ひき続き活躍されんことを心から願っています。
(2020年3月刊。2000円+税)
        *福岡県弁護士会のホームページより

「福岡の暮らしと自治」創刊号から500号までの主要論説一覧

B5判、38ページ、ご希望の方には送料を含めカンパとして1,000円で頒布。合本購入の方には謹呈

福岡の暮らしと自治」合本(401~500号)完成

《ご注文受付中》

合本「福岡の暮らしと自治」401~500号 上下2冊でセット(上 797ページ、下 630ページ)

頒価上下セットで1万円、会員特価5千円(送料代含む)

 ◎101~200号、201~300号、301~400号(頒価は上記と同じ)の在庫もあります。

 

米軍機墜落と米軍板付基地撤去運動―米軍ジェット機九大墜落50周年・学徒出陣75周年記念集会―に寄せて・・補遺版(2019.06.02) 宮下和裕著

18年6月に刊行した、同名の宮下和裕の私家版小冊子の補遺版。今年19年の九大6.2集会(写真の左側がその案内チラシ)で配布。B5判54ページ、頒価は500円、送料200円。御芳志で作成、お申し込みは当研究所まで(tel/fax 092-472-4675) 

 

横山孝雄編著 公民館で出会い、地域で育つ、子ども・若者・母親―福岡シ長尾公民館とウハウハ長尾の足跡から―

 

 

  当研究所事務局次長の横山が長尾公民館職員(主事)として取り組んだ実践を編著で福岡・社会教委研究会から今年の4月1日付で出版した。(B5判、145ページ)第1章から第8章を母親や子ども・若者、地域の人々の公民館実践事例とした。補論「地域を育む社会教育施設としての福岡市公民館のあゆみ」では、第1章「市民の学び・協働・創造―福岡市公民館のあゆみ」、第2章「地域を育む社旗教育施設としての公民館の充実を」で、長尾公民館の実践を貫く福岡市公民館の確立のあゆみと現在の福岡市公民館が抱える課題やその充実に向けた関係者による取り組みを踏まえ、今後のあり方や改善策を議論の素材として記している。ご希望の方には送料込みで1000円で頒布させていただいています。連絡は、事務局横山まで

 


米軍機墜落と米軍板付基地撤去運動・・米軍ジェット機墜落50周年・学徒出陣75周年記念集会に寄せて 宮下和裕・小論集(私家版)

 18/6/30に九州大学法文系キャンパスで標記集会が開催された際、当時の資料・論説とその後の現在に至る論説、60年代から民主主義、地方自治の拡充のためのたたかいの記録、足跡を簡単にまとめて参加者に参考資料として、報告レジメに加えて無料配布した私家版の小冊子。 

 なお集会当日(6/30)の宮下の報告自体は、当研究所の所報「福岡の暮らしと自治」9月号に掲載。このホームページの「新着情報」または「所報」欄の該当部分をクリックいただくと、その全文をご覧になれます。

 

グラフでわかる私たちの自治体財政 2018/07/01公表

・全国の市町村、都道府県の財政状況、決算の詳細が分かる。自治体名を選ぶだけで、関係データがグラフで出現します。総務省、地方財政状況調査結果が元データ。 DVDと使用説明書・地方財政への案内書の頒布。パソコン(エクセルとPDFが利用できるもの)で利用できます。決算年度は2014年~2016年度。

市町村編、都道府県編、国民健康保険編等からなっています。

 頒価は¥1000(税込)・送料別途(4部まで¥200、10部まで¥300)です。問い合わせは当研究所まで。ご希望の方は、メールで発送先等をお知らせください。jiti@ked.biglobe.ne.jp

 

                 写真は市町村編・2016年度


研究所設立40周年の記念冊子  2117/12/02

ブックレット 自由を愛し平和を貫くために 01/01


わがまちの経済~産業連関表で見える地域 福岡県60市町村表 2011年表&改訂2005年表公表 ☆わがまちの経済波及効果分析システムをホームページで公開    09/01

 2016年3月に公表された福岡県産業連関表(20011年表)に基づき、県内60市町村の産業連関表ができました。本の部分は昨年発表したもので、新データはCD-ROMで提供します。改訂2005年表も付属しています。

頒価\3,000(税込、送料別途1冊\200)、旧版購入済みの方はCD-ROMのみ\500(税込、送料別途¥200)

 このCD-ROMのデータを利用して、わがまちの産業連関分析ができる、「わがまちの経済波及効果分析システム」をホームページで公表しています。ダウンロードして利用できます。

 

わがまちの経済2011 チラシ
00新刊案内2011 最新.pdf
PDFファイル 286.0 KB

『憲法を守り活かす力はどこに・・・希望としての地方自治PARTⅢ』(宮下和裕事務局長著)の紹介報道から

◎西日本新聞、2015年8月21日から

◎福岡県弁護士会ホームページ 『弁護士会の読書』2015年7月22日から

憲法を守り活かす力はどこに   司法(霧山昴)  2015722
著者  宮下 和裕       出版  自治体研究社  

 

ながく自治体問題を研究してきた著者による、実践的な憲法論です。
 明治憲法よりも日本国憲法のほうが長生きしているという指摘には、ハッとさせられます。
 明治憲法(大日本帝国憲法)は、1890年(明治23年)1129日から1947年(昭和22年)52日まで566ヶ月のあいだ、生きていた。ところが、日本国憲法は194753日から施行されて、もう68年も続いている。12年も長生きしていることになる。なぜ、現行憲法がこんなに長生きしているのか。それが問題です。
 安倍首相のような改憲派は、古臭くなって、時代遅れになっていると罵倒しますが、本当でしょうか。いったい、どこが古臭くなったというのか、安倍首相や桜井よし子は、具体的な批判はできません。なんとなく、古臭いというイメージをふりまいているだけです。
 日本国憲法が長生きしているのは、第一に、内容において人類の到達点を反映し、先取りしていたこと。第二に、日本国民の願いに合致していること。第三に、戦争で多大の被害をこうむったアジアの民衆の願いに合致していることが、理由としてあげられる。
 アメリカの法律学者も、日本の憲法が長生きしているのは、「65年も前に画期的な人権の先取りをした、とてもユニークな憲法」だからとしている。
 本当に、そうですよね。「押し付け憲法」というよりも、その内容が、当時も今も、時代の最先端を行く、画期的な先進的内容であることに日本人は誇りと自信をもっていいのです。
 著者は大牟田出身で、今は基山町に住んでいます。大牟田には、99歳になる父親がヘルパーサポートのなかで一人住まいだというのです。これまた、すごいですよね。
 そして、小選挙区制の弊害をきびしく弾劾しています。投票率は、かつての70%台から53%へと急降下したなかで、自民党は小選挙区で8割近い議席を占めているものの、実は、その得票率は5割にもみたない。
 比例代表のほうでは、3割の得票率なのに、4割の議席を占めている。トップ一人だけ当選する小選挙区制は、単に大政党というより、第一党が極端に有利で、第一党を勝たせるための選挙と言ってよい。
 安倍政権は、「小選挙区制によってもたらされた虚構」の上に存在しているにすぎない。そのもろさを自覚しているからこそ、強行採決をくり返すのです。そんな安倍政権を許すわけにはいきません。著者の、今後のますますの健筆を心より期待します。      

           (2015年6月刊。1500円+税)

 

◎『ふくおか・さが民医連』 2015年8月号から

 『憲法を守り活かす力はどこに』の薦め    杉谷 雅博

                        (公益社団法人福岡医療団・監事)  これまで地方自治をめぐる時々の課題に向き合って、数々の本を出版されてきた宮下和裕さん(福岡県自治体問題研究所事務局長)が、またまた本を出された。もちろん、今回も地方自治の話が中心だが、そのまた中心には憲法がどんと座っている。本書は2007年に出版された『平成の自治体再編と住民自治』以降の憲法、選挙、政権交代、地域問題を中心とした論考からなっている。 

宮下さんは学生時代、私の2級上で九州大学の学友会委員長をされていた。親分・子分が嫌いな先輩だった。当時、学生運動には「民主的インテリゲンチャー」になって、社会変革の担い手になろうというスローガンがあったが、宮下さんは卒業後、それを地で行っている。 

 宮下さんは研究者だが、『原理主義者』でも『文献学者』でもない。常に研究対象は実践的解決を必要とするものである。だから、憲法や自治体をめぐる理念問題はもちろん、地域のモーテル建設問題や大濠公園浄化や戦後の引き揚げ問題にも関わってこられた。  

 宮下さんは勉強し続ける人である。しかし、小難しいことを言って聴衆を煙に巻いたりしない。講演は素人にも分かりやすい。常に自分の頭で考えられているからだと思う。 

 だから、精神の骨格における頑丈さは並ではない。選挙で革新勢力が後退した時、講演を聴くといつのまにか冷静・客観的になり、やる気すら湧いてくる。 

2013年の講演に次の言葉がある。 

「国会の議席の数に右往左往するのではなく、日本国憲法が持つ力、魅力を多くの国民が再発見することによって、小選挙区制などが生み出した、国民の意識と乖離した現在の国会の議席差を、はね飛ばしてしまおう」(p.52

 

本書は情勢に一喜一憂する私のような凡人には、格好の人生指南書でもある。

 

2015/08/26 わがまちの経済~産業連関表で見える地域 福岡県60市町村表試案 刊行 購入申込み受付中

・福岡県内60市町村、地域の経済を一目でわかるようにしたい、その夢を実現します。地域づくりのヒント満載。福岡県産業連関表(2005年表)をもとに製作したデータ。本書はA4 98ページに解説記事と60市町村の図表、そして付属CD-ROM。コンピューターで地域の詳細なデータを見ることが可能です。ファイル形式はエクセル及びPDFです。知は力、地は宝。地域の学習会に最適の資料です。なお、県が来春発表予定の20111年表に基づく市町村表改訂版は5月にはCD-ROMの形で原価で提供予定です。

 

発売日は 9月9日(水)

頒布価格は3000円(税、送料込)   です。

 

見本は下記から見ることができます。購入希望の方は、

 

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印刷見本

わがまちの経済 目次&データの見方
01わがまちの経済、データの見方.pdf
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印刷見本 わがまちの経済 久留米市・要約(サマリー)


2015/08/15 ある県庁マンの半生 靍田隆

靍田隆さん、所報連載の「ある県庁マンの半生-生い立ち、県庁のこと、地域のこと」を出版。B5判、40ページ、ご希望の方は研究所まで。500円(含・送料)。


2015/07/15 写心抄 安東毅

所報に連載(2012年412号~2015年447号)した写真の中から抜粋した冊子。著者は九州大学名誉教授・化学専攻。発行は当研究所、出版経費は著者負担ですが、ご希望の方には研究所へのカンパ500円(含・送料)でお頒けします。


2015/06/15 憲法を守り活かす力はどこに 希望としての地方自治・PART III 宮下和裕著 

<書 名>・・「憲法を守り活かす力はどこに
     ・・・希望としての地方自治・PARTⅢ」

<出版社>・・・自治体研究社、A5判161㌻、本体価格1,500円、
<構 成>・・・前著「平成の自治体再編と住民自治・・・希望としての地方自治・再論」(2007年12月1日刊)以降の主要論説を収録。

        以下はその主な内容
序にかえて                       (表紙クリックで拡大表示)
第一部 憲法と地方自治
 第1章・憲法を守り活かす力はどこに・・・攻勢的に憲法の生命力を

     国民の力とする歴史的時期に、今直面している
 第2章・「構造改革」路線の破綻とたたかいの展望
     道州制・憲法改悪を打ち破る力はどこに・地域からの発言」

     ほか

第二部 選挙・政権交代と地方自治
 第1章・2014年総選挙の結果とこれから・・・いっせい地方選挙を前に
    『危機とも転換ともなりうるせめぎあいの新しい時代』へ
 第2章・民主党新政権誕生と、これからの地方自治・道州制問題 ほか
第三部 まちづくりと地方自治
 第1章・九州大学の移転問題と福岡市のまちづくり
 第2章・住民運動・市民運動と選挙etc ほか
第四部 閑話休題
 鉄の歴史と日本列島・・・第17回研究所韓国旅行によせて
 結びにかえて
 議員になったあなたへ

 

2014/10/30  『あの時代』に戻さないために  ~    安倍政権の暴走と日本国憲法

<緊急出版>憲法が持つ生命力と戦後の国民の成長を語り、日本の今後を示す。石村善治・福岡県自治体問題研究所編

序章「憲法を守り生かす力はどこに」(宮下和裕) 第2章「貧困問題(憲法第25条の福祉国家)から見た第2次安倍政権と自民党憲法草案」(椛島敏雅) 第3章「集団的自衛権と立憲主義」(永尾廣久) 第4章「秘密保護法と9条解釈改憲」(近藤恭典) 第5章「日本の「特定秘密保護法」は世界の基準(ツワネ原則)に反する」(石村善治) 第6章「労働法制 戦後最大の危機!」(星野圭) 終章 「『あの時代』に戻さないために…新しい人民戦線をめざして」(石川捷治) ◎資料編 日本国憲法と自民党憲法草案の対照表 集団的自衛権・閣議決定 特定秘密保護法運用基準(案)

  A5判173P 定価1,000円+税     一般書店でも販売中


2014/01/01 別冊臨時増刊号 憲法問題緊急特集

別冊臨時増刊号 憲法問題緊急特集B5判40ページ

頒価¥400(含送料)

2014・.01・01



2012/12/08 設立35周年記念冊子

設立35周年記念冊子 
A4判101ページ
頒価¥500
2012・12・08


2011/10   月刊『福岡の暮らしと自治』3001号~400号合本

月刊「福岡の暮らしと自治」
301号~400号合本,
上巻と下巻の2冊セット、
合計1,396ページ
(2003年1月号~
2011年4月号まで)


社団法人福岡県自治体問題研究所・機関紙、
   合計1,396ページ 

頒価10,000円(含・送料)


2010/09   <研究雑話>市場論

<研究・雑話>市場論」「マルクスには市場論はなかった」から始まり、人類の発展史における市場の意義を解明、「現代の眼でマルクスを見る」との視点から、長年の実践的研究者ならではの新しい究明を随所に展開 40年の資本論講師活動、到達点。 筆者は、元九州芸術工科大学・九州国際大学教授(経済学)、現在は公益社団法人福岡県自治体問題研究所理事 *本書を推薦します・・・山家悠紀夫先生(暮らしと経済研究室・主宰)

三上禮次著、自治体研究社刊
  A5判、180ページ

------定価 1,680円(税込み) 

 


2010/09/01  福岡市政白書2010

福岡市政白書2010 地域の歴史と文化を生かし
輝く福岡市政をめざして
  

編集・発行 福岡市政白書作成委員会・福岡市職員労働組合             
協力 社団法人福岡県自治体問題研究所         
頒価1,000円(含・送料)


<研究資料・復刻版>われわれの歩んだ道1962・2

<研究資料・復刻版>    われわれの歩んだ道
1962・2 

 

安保破棄福岡県民共闘会議 ・訪中代表団編   復刻版発行・宮下和裕(福岡県自治体問題研究所事務局長)       頒価1,000円(含・送料)